ふくらはぎ負傷を経て出場のジャバーが2回戦へ「私にとって素晴らしい試合だった」 [フレンチ・オープン]
今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第7シードのオンス・ジャバー(チュニジア)がオセアン・ドダン(フランス)を6-2 6-3で下してベスト32に進出した。
試合を通して25本のウィナーを決めたジャバーは相手のサービスゲームを5度破り、1時間11分で快勝した。
「私にとって素晴らしい試合だった。風が強い中、非常に強くボールを打ってくる相手に対してプレーするという状況にうまく対処できていたと思う。この先の試合でも更にいいプレーを続けられるよう願っているわ」とジャバーは試合後にコメントした。
「彼女は凄くフラットに打ってくる。かなりリスキーなテニスだから、ウィナーが多いけどミスも多くなることは予想できる。今日のカギは彼女に私より多くミスをさせること、相手を走らせて快適に打たせないようにすることだった」
クレーコートシーズンのジャバーは4月にチャールストンでタイトルを獲得したあとシュツットガルト準決勝でふくらはぎを負傷して途中棄権を余儀なくされ、復帰戦だった5月のローマでは初戦敗退を喫して今大会を迎えている。
ジャバーは次のラウンドで、ジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-2 7-5で破って勝ち上がった予選勝者のオルガ・ダニロビッチ(セルビア)と対戦する。
前日にもっとも期待されていた第5シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)が敗退したあと女子シングルスで勝ち残っていた最後のフランス人プレーヤーだったドダンが負け、そのあと男子シングルス2回戦でアルトゥール・リンデルネック(フランス)が第9シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)に敗れたため、シングルスの地元フランス勢は2週目を待たずに全滅となった。
写真◎Getty Images
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