クロスリー真優がジュニアグランドスラム初勝利、ダブルスの女子日本勢は4組揃って初戦突破 [フレンチ・オープン]
今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)のジュニア女子シングルス1回戦で第8シードのクロスリー真優(東京都TA)が1セットダウンから巻き返してワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエリジャ・イニザン(フランス)を3-6 6-1 6-1で倒し、ジュニアグランドスラム初勝利を挙げた。試合時間は1時間58分。
昨年12月にエディー・ハー(ITFグレード1/アメリカ・フロリダ州ブラデントン/クレーコート)とオレンジボウル(ITFグレードA/アメリカ・フロリダ州プランテーション/クレーコート)で優勝してランキングを急上昇させた16歳のクロスリーは1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でシード選手としてデビューしたが、単複ともに初戦敗退で大会を終えていた。
クロスリーは次のラウンドで、アメリア・ワリゴラ(ベルギー)を6-3 6-1で破って勝ち上がったアレッサンドラ・テオドセスク(イタリア)と対戦する。
この日シングルスをプレーしたクロスリー以外の女子日本勢は第1シードの齋藤咲良(MAT Tennis Academy)と第16シードの木下晴結(LYNX TA大阪)が2回戦で、第5シードの石井さやか(ユニバレオ)と園部八奏(与野テニスクラブ)は1回戦で敗れた。
ダブルスでは第1シードのアリナ・コルネーワ(ロシア)/齋藤、第4シードの石井/小池愛菜(Team REC)、アナスタシア・グレワ(ロシア)/木下、タマラ・コスティッチ(オーストリア)/園部が揃って2回戦に駒を進めた。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、SEはスペシャル・イグザンプト(前週大会で勝ち残ったため予選に出場できない選手を救済するための特別出場枠)
大会9日目|女子ジュニアの部
ジュニア女子シングルス2回戦◎試合結果|日本人選手
●1齋藤咲良(日本/MAT Tennis Academy)[1] 7-6(4) 3-6 3-6 ○4メリサ・エルカン(トルコ)
●44木下晴結(日本/LYNX TA大阪)[16] 6-7(0) 6-2 3-6 ○42エマーソン・ジョーンズ(オーストラリア)
ジュニア女子シングルス1回戦◎試合結果|日本人選手
●49石井さやか(日本/ユニバレオ)[5] 6-7(5) 2-6 ○50テオドラ・コストビッチ(セルビア)
○33クロスリー真優(日本/東京都TA)[8] 3-6 6-1 6-1 ●34エリジャ・イニザン(フランス)[WC]
●13園部八奏(日本/与野テニスクラブ)[SE] 4-6 6-7(2) ○14レベッカ・ムンク モーテンセン(デンマーク)
ジュニア女子ダブルス1回戦◎試合結果|日本人選手
○1アリナ・コルネーワ/齋藤咲良(ロシア/MAT Tennis Academy)[1] 2-6 6-3 [10-8] ●2ヤロスラーワ・バルタシェビッチ/アレフティナ・イブラギモワ(フランス/ロシア)
○24石井さやか/小池愛菜(ユニバレオ/Team REC)[4] 6-2 6-4 ●23アリアナ・アナザガスティ パーソー/テイタム・エバンス(アメリカ)
○18アナスタシア・グレワ/木下晴結(ロシア/LYNX TA大阪)1-6 6-1 [10-7] ●17ルチアナ・モヤーノ/ルチアーナ・ペレス アラルコン(アルゼンチン/ペルー)[5]
○3タマラ・コスティッチ/園部八奏(オーストリア/与野テニスクラブ)2-6 7-6(3) [10-5] ●4チャロ・エスキバ バニュルス/スザンナ・パブリコフスカ(スペイン/ポーランド)
ジュニア女子シングルス2回戦◎組み合わせ|日本人選手
33クロスリー真優(日本/東京都TA)[8] vs 35アレッサンドラ・テオドセスク(イタリア)
25小池愛菜(日本/Team REC)[11] vs 28アナスタシア・グレワ(ロシア)
ジュニア女子ダブルス2回戦◎組み合わせ|日本人選手
1アリナ・コルネーワ/齋藤咲良(ロシア/MAT Tennis Academy)[1] vs 3タマラ・コスティッチ/園部八奏(オーストリア/与野テニスクラブ)
24石井さやか/小池愛菜(ユニバレオ/Team REC)[4] vs 21ニコラ・ダウブネロバ/ニーナ・バルゴバ(スロバキア)と22マラク・エル アラミ/アヤ・エル アオウニ(モロッコ)の勝者
18アナスタシア・グレワ/木下晴結(ロシア/LYNX TA大阪)vs 19リュシー・パヴラク/ティアンソア サラ・ラコトマンガ ラジャオナ(フランス)[WC]と20ロシツァ・デンチェバ/アリサ・オクティアブレワ(ブルガリア/ロシア)の勝者
ジュニア女子ダブルス1回戦◎組み合わせ|日本人選手
32クロスリー真優/ケイトリン・ケベード(東京都TA/アメリカ)[2] vs 31エマーソン・ジョーンズ/ハンナ・クラグマン(オーストラリア/イギリス)
撮影◎佐藤真一
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