17歳の小田凱人がグランドスラム初優勝、同種目最年少の四大大会制覇&世界ナンバーワンへ [フレンチ・オープン車いすの部]
今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の車いす男子シングルス決勝で、第2シードの小田凱人(東海理化)が第1シードのアルフィー・ヒュウェット(イギリス)を6-1 6-4で倒してグランドスラム初優勝を飾った。試合時間は1時間28分。
昨年のロラン・ギャロスからグランドスラム5大会連続出場となった17歳の小田は、ヒュウェットに敗れた1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)に続く2度目の決勝で初の栄冠に輝いた。
同種目で最年少のグランドスラム大会チャンピオンになった小田は、ヒュウェットを抜いて同じく同カテゴリー史上最年少(更新時17歳と35日)で世界ランク1位の座に就くことが確定した。
今大会での小田は1回戦で荒井大輔(BNPパリバ)を6-1 6-4で、準々決勝でルーベン・スパールガレン(オランダ)を6-2 2-6 6-4で、準決勝ではマルティン・デ ラ プエンテ(スペイン)を6-2 7-6(6)で破って決勝進出を決めていた。
ヒュウェットはゴードン・リード(イギリス)とのペアで第1シードとして出場しているダブルスで勝ち残っており、大会4連覇をかけた第2シードのデ ラ プエンテ/グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)に対する決勝を控えている。
車いすテニスは今年から更に規模が拡大し、男女シングルス各16ドロー&男女ダブルス各8ドローで争われる。
車いす男子シングルスでグランドスラム初優勝を飾った小田凱人(東海理化/左)と準優勝のアルフィー・ヒュウェット(イギリス)(Getty Images)
写真◎Getty Images
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