男子決勝がスタート、ナダル越えを目指すジョコビッチがルードから1時間23分で第1セットを先取 [フレンチ・オープン]

写真は試合前のフォトセッションでのノバク・ジョコビッチ(セルビア/左)とキャスパー・ルード(ノルウェー)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の男子シングルス決勝で第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第4シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が対戦し、第1セットはジョコビッチが7-6(1)で先取した。

 両者の対戦成績は、4勝0敗でジョコビッチがリード。クレーコートでは2020年と22年にローマ(ATP1000)の準決勝で顔を合わせ、いずれもジョコビッチがストレートセットで勝っている。

 2023年シーズンのジョコビッチはここまでクレーコート3大会でプレーしたがタイトル争いには絡めず、5勝3敗とやや低調な戦績で今大会を迎えている。ジョコビッチはこの試合で勝てばグランドスラム獲得タイトル数「22」で並ぶラファエル・ナダル(スペイン)を追い抜き男子歴代単独トップに立つと同時に、カルロス・アルカラス(スペイン)から世界ナンバーワンの座を取り戻すことができる。

 24歳のルードは昨年の大会で決勝に進出し、ナダルに3-6 3-6 0-6で敗れはしたがグランドスラ自己最高の準優勝をマーク。同年にはUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でも決勝の舞台に辿り着いたが、アルカラスに阻まれた。

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写真◎Getty Images

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