アダッド マイアが前年にツアー初優勝を飾った大会で初戦敗退 [WTAノッティンガム]

写真は2022年ロスシー・オープン・ノッティンガムでのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ロスシー・オープン」(WTA250/イギリス・ノッティンガム/6月12~18日/賞金総額25万9303ドル/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、第2シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)がラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のダリア・スニーグル(ウクライナ)に4-6 3-6で敗れる番狂わせが起きた。

 アダッド マイアは第7ゲームで喫したサービスダウンを取り返せないまま第1セットを落とすと6度のブレークがあった第2セットで3-5からキープすることができず、1時間18分でスニーグルが勝利を決めた。

 昨年の大会でシングルスでのツアー初優勝を飾ったアダッド マイアは前週末に終了したフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)の準決勝でイガ・シフィオンテク(ポーランド)に2-6 6-7(7)で敗れたが、グランドスラム大会で自己最高のベスト4をマークして今大会を迎えていた。

 2019年ウインブルドンでジュニアの部を制した実績を持つ21歳のスニーグルがトップ10プレーヤーから勝ち星を挙げたのは、当時世界ランク7位だったシモナ・ハレプ(ルーマニア)を6-2 0-6 6-4で倒した昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)1回戦以来でキャリア2度目となる。

 スニーグルは次のラウンドで、予選勝者のエミリー・アップルトン(イギリス)との地元勢対決を6-1 6-3で制して勝ち上がったワイルドカード(主催者推薦枠)のケイティ・ブルター(イギリス)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)、第5シードのアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)、アリゼ・コルネ(フランス)、ジョディー・バレージ(イギリス)、予選勝者のハリエット・ダート(イギリス)とビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)が2回戦に駒を進めた。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles