約1年8ヵ月ぶり復帰の錦織が3連勝で4強入り [パルマス デル マール・チャレンジャー]

写真は2021年ナショナルバンク・オープンでの錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 ATPツアー下部大会「カリビアン・オープン」(チャレンジャー75/プエルトリコ・パルマス デル マール/6月12~18日/賞金総額8万ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)が世界254位のアダム・ウォルトン(オーストラリア)を6-4 6-2で倒してベスト4に進出した。試合時間は1時間23分。

 2回戦敗退に終わった2021年10月のインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)を最後に公式戦から遠ざかっていた錦織は昨年1月に股関節の手術を受けて復帰を目指したが、同年秋に足首を捻挫して先延ばしになっていた。離脱期間が1年半以上となったためランキングを失っている錦織は、ゼロからの再スタートとなる。

 両者は今回が初対戦。今大会での錦織は1回戦でクリスチャン・ランモ(アメリカ)を6-2 6-4で、2回戦では第7シードのミッチェル・クルーガー(アメリカ)を4-6 6-3 6-2で破って8強入りを決めていた。

 錦織は次のラウンドで、グスタボ・ハイデ(ブラジル)と対戦する。ハイデは準々決勝で、同じ予選勝者のバーナード・トミック(オーストラリア)を7-(2) 6-7(5) 6-1で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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