女子ツアーで1977年以来となるイギリス人対決の決勝が実現 [WTAノッティンガム]

写真は試合後にファンのサインに応じるケイティ・ブルター(イギリス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ロスシー・オープン」(WTA250/イギリス・ノッティンガム/6月12~18日/賞金総額25万9303ドル/グラスコート)の女子シングルス準決勝で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したケイティ・ブルター(イギリス)が予選勝者のヘザー・ワトソン(イギリス)との地元勢対決を6-4 7-5で制してツアー初優勝に王手をかけた。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したブルターは第2セット0-3から巻き返し、4-5から最後の3ゲームを連取して1時間55分で勝利を決めた。

「私にとって大きな意味がある。ここでは特にね。とにかく気合を入れて頑張り、何とか試合に勝つことができた。彼女は素晴らしい選手だから、過酷な試合になることはわかっていた。彼女も私と同じくらい勝つに値するプレーをした。ふたりでこの準決勝を戦うことができてうれしかったわ」とブルターは試合後にコメントした。

「私はこのために一生懸命努力を積んできた。例え今が自分の瞬間でなくても素晴らしい1週間だったし、これからもハードワークを続けていくつもりよ」

 ブルターは決勝で、アリゼ・コルネ(フランス)を7-5 7-5で破って勝ち上がった同胞のジョディー・バレージ(イギリス)と対戦する。WTAツアーの決勝がイギリス人対決になったのは、1977年以来となる。

 4試合連続で自分よりもランキングが高い選手を倒して勝ち上がってきたバレージは、「正直に言って、ここで決勝に進めるなんて期待していなかった。でも今日のパフォーマンスには凄く満足している」と話した。

「明日は素晴らしい1日になるでしょうね。私たちは1月にキャンベラの決勝で戦って彼女が勝っているから、今回は私が勝てるように願っているわ」

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写真◎Getty Images

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