奥脇莉音がITFツアーのダブルスで2つ目のタイトルを獲得 [W15ロサンゼルス]

写真は女子ダブルスで優勝を飾った奥脇莉音(フリー/右)とティアン・ファンラン(中国)(写真提供◎奥脇莉音)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ジャック・クレーマーITFテニストーナメント」(ITFワールドテニスツアーW15/アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス/6月19~25日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきた奥脇莉音(フリー)/ティアン・ファンラン(中国)が第1シードのマリア フェルナンダ・ナバロ(メキシコ)/ブランディ・ウォーカー(アメリカ)を7-5 6-3で下して優勝を飾った。試合時間は1時間30分。

 ティアンと奥脇は、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。18歳の奥脇がITFツアーでタイトルを獲得したのは、リー・ユーユン(台湾)とのペアで臨んだ4月の福井(W15/ハードコート)以来でキャリア2度目となる。

 今大会での奥脇/ティアンは1回戦でリース・カーター/サマンサ・ホーウッド(ともにカナダ)を6-0 6-1で、準々決勝でザラ・ラーク(オーストラリア)/レキシントン・リード(アメリカ)を6-1 6-4で、準決勝ではテイラー・カタルディ/メアリー・ルイス(アメリカ)を6-3 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 奥脇はシングルスにも出場していたが、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したアメリア・オナー(アメリカ)に3-6 6-4 3-6で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

日本人選手の試合結果

女子シングルス1回戦

●19奥脇莉音(日本/フリー)3-6 6-4 3-6 ○20アメリア・オナー(アメリカ)[WC]

女子ダブルス決勝

○10奥脇莉音/ティアン・ファンラン(フリー/中国)7-5 6-3 ●1マリア フェルナンダ・ナバロ/ブランディ・ウォーカー(メキシコ/アメリカ)[1]

女子ダブルス準決勝

○10奥脇莉音/ティアン・ファンラン(フリー/中国)6-3 6-4 ●15テイラー・カタルディ/メアリー・ルイス(アメリカ)

女子ダブルス準々決勝

○10奥脇莉音/ティアン・ファンラン(フリー/中国)6-1 6-4 ●12ザラ・ラーク/レキシントン・リード(オーストラリア/アメリカ)[3]

●6サバンナ・リー グエン/佐藤久真莉(ベトナム/富士薬品)6-3 4-6 [6-10] ○8テイラー・ジョンソン/ニッキ・レデライク(アメリカ)[WC]

女子ダブルス1回戦

○10奥脇莉音/ティアン・ファンラン(フリー/中国)6-0 6-1 ●9リース・カーター/サマンサ・ホーウッド(カナダ)

○6サバンナ・リー グエン/佐藤久真莉(ベトナム/富士薬品)6-4 6-2 ●5ケリー・ケラー/ダニエル・ウイルソン(アメリカ)[4]

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写真提供◎奥脇莉音

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