シフィオンテクがツアーレベルのグラスコート大会で初の8強入り「間違いなく今日はいい日だった」 [バート ホンブルク・オープン]

写真はムトゥア・マドリッド・オープンでのイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「バート ホンブルク・オープン」(WTA250/ドイツ・ヘッセン州バート ホンブルク/6月25日~7月1日/賞金総額25万9303ドル/グラスコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がジル・タイヒマン(スイス)を6-3 6-1で下して8強入りを決めた。

 直面した5度のブレークポイントをすべてセーブしたシフィオンテクは、各セットで2度ずつ相手のサービスゲームを破って1時間19分で快勝した。2018年ウインブルドンのジュニア部門でチャンピオンに輝いた実績を持つシフィオンテクはツアーレベルのグラスコート大会ではまだ一度もタイトルを獲得したことがなく、グランドスラム大会の中ではウインブルドンのみ4回戦より先に進んだことがない。

「(ツアーレベルの)グラスコートで準々決勝に進出したのは初めてだと思うから、かなり興奮している。また次の試合をするチャンスが得られたから凄くうれしいし、間違いなく今日はいい日だった。自分のパフォーマンスには満足している。すべてをコントロールできていると感じていた。素晴らしいことだわ」とシフィオンテクは試合後のオンコートインタビューで語った。

 シフィオンテクは次のラウンドで、レイラ・フェルナンデス(カナダ)を7-5 6-2で破って勝ち上がった第9シードのアンナ・ブリンコワ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合ではカテリーナ・シニアコバ(チェコ)がエフゲニヤ・ロディナ(ロシア)を6-2 6-4で退け、ルチア・ブロンゼッティ(イタリア)は第4シードのマヤル・シェリフ(エジプト)に1-6 7-6(2) 6-3で逆転勝利をおさめ、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではシニアコバが第2シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)と、ブロンゼッティは第8シードのバルバラ・グラチェワ(フランス)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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