ティームは2回戦で20歳のメジェドビッチにフルセット負け [スイス・オープン]

写真はロレックス・モンテカルロ・マスターズでのドミニク・ティーム(オーストリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「EFGスイス・オープン・グスタード」(ATP250/スイス・ベルン州グスタード/7月17~23日/賞金総額63万705ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、予選勝者のハマド・メジェドビッチ(セルビア)が元世界ランク3位のドミニク・ティーム(オーストリア)を7-5 2-6 6-3で倒してベスト8進出を決めた。

 前日に20歳の誕生日を迎えたばかりのメジェドビッチは試合を通してアグレッシブな姿勢を貫き、重く粘り強いストロークで相手のミスを引き出して2時間13分の熱戦を制した。

 2015年の同大会で優勝した実績持つティームは、ケガから復帰してかつてのレベルに戻ろうとしながら一進一退している。この日も試合中にフラストレーションから自分を叱咤していた彼は、今季のツアーレベルで8勝16敗(デビスカップを含む)という戦績で大会を終えた。

 今大会までATPツアー本戦未勝利だったメジェドビッチは次のラウンドで、ダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)との同胞対決を4-6 6-2 7-5で制して勝ち上がった第4シードのヤニック・ハンフマン(ドイツ)と対戦する。上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ハンフマンはこの試合が初戦だった。

 そのほかの試合では第2シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した20歳のドミニク・ストリッカー(スイス)を7-6(4) 6-1で退け、ジズー・ベルグス(ベルギー)は同じ予選勝者のユーリ・ロディオノフ(オーストリア)に7-6(8) 4-6 7-6(4)で競り勝ち、勝ち上がった両者が準々決勝で顔を合わせることになった。

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写真◎Getty Images

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