マナリノがトンプソンの逆襲を振りきり準決勝へ「簡単じゃなかった」 [名誉の殿堂オープン]

写真はウインブルドンでのアドリアン・マナリノ(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「インフォシス名誉の殿堂オープン」(ATP250/アメリカ・ロードアイランド州ニューポート/7月17~23日/賞金総額71万8245ドル/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第2シードのアドリアン・マナリノ(フランス)が第7シードのジョーダン・トンプソン(オーストラリア)を6-0 6-7(4) 6-2で振りきりベスト4に進出した。

 1ゲームも落とさず第1セットを先取したマナリノは第2セットも5-2とリードしながら巻き返されてタイブレークの末にセットオールに追いつかれたが、第3セットでは体勢を立て直して2時間44分で勝利を決めた。

「第2セットの成り行きに気持ちを乱されることなくやるべきプレーをしようと集中し続け、安定したプレーをしようと心掛けた。でも簡単じゃなかったよ。あんなにリードしていたのにジョーダンが本当にいいプレーをし始めた。彼はもうミスをしなくなり、第3セットの出だしも勢いに乗っていたしね。試合に留まるのが大変だったけど、何とかうまくできたと思う」とマナリノは試合後のオンコートインタビューで語った。

 マナリノは次のラウンドで、2022年5月に引退を表明しながらワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した37歳のケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6-2 6-4で破って勝ち上がった第3シードのユーゴ・アンベール(フランス)と対戦する。

 トンプソンとマナリノはこのあとふたりでペアを組むダブルスの準々決勝に臨んだが、アニルド・チャンドラセカール/ビジャイ サンダー・プラシャン(ともにインド)に7-6(8) 4-6 [11-13]で競り負けた。

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写真◎Getty Images

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