パオリーニが地元優勝に王手、決勝の相手はツアー初タイトルを目指すジェン・チンウェン [パレルモ女子オープン]

写真はロスシー国際でのジャスミン・パオリーニ(イタリア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「パレルモ女子オープン」(WTA250/イタリア・シチリア島パレルモ/7月17~23日/賞金総額25万9303ドル/クレーコート)の女子シングルス準決勝で、第5シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)がサラ・ソリベス トルモ(スペイン)を7-6(6) 6-0で退け地元優勝に王手をかけた。

 前日に第1シードのダリア・カサキナ(ロシア)を倒していたパオリーニは一進一退の第1セットをタイブレークの末に先取すると、第2セットではフィジカル的に苦しんでいる様子のソリベス トルモに1ゲームも与えず1時間49分でキャリア3度目のツアー決勝進出を決めた。

「今の気分? ベリーグッドよ! 非常に厳しい試合だった。第1セットは凄く長かった。サラが終盤に失速したのは気の毒だったけど、自分のレベルには満足している」とパオリーニは試合後にコメントした。

  パオリーニは決勝で、第3シードのマヤル・シェリフ(エジプト)を6-4 4-6 6-1で破って勝ち上がった第2シードのジェン・チンウェン(中国)と対戦する。2022年のWTA最優秀新人賞に選ばれた20歳のジェンは2度目のツアー決勝で初優勝を目指しており、パオリーニとは初対決となる。

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写真◎Getty Images

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