フリッツがブキッチに競り勝ち地元優勝 [アトランタ・オープン]

写真は地元優勝を飾ったテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アトランタ・オープン」(アメリカ・ジョージア州アトランタ/7月24~30日/賞金総額82万2715ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)がアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)を7-5 6-7(5) 6-4で倒して地元優勝を飾った。

 6-5から初めて相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したフリッツは第2セット6-5からのレシーブゲームで15-40とマッチポイントを握りながらキープされるとタイブレークを取られてセットオールに追いつかれたが、第3セット第7ゲームで2度目のブレークに成功したあと最初のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップをラブゲームでキープして2時間16分の接戦を締めくくった。

 25歳のフリッツがATPツアーでタイトルを獲得したのは、2月のデルレイビーチ(ATP250/ハードコート)以来でキャリア6度目となる。決勝での戦績は、6勝5敗となった。

 今大会でのフリッツは初戦となった2回戦でウー・イービン(中国)を6-4 7-6(5)で、準々決勝で元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)を6-4 6-2で、準決勝では第8シードのJ.J.ウルフ(アメリカ)を6-3 7-5で破って決勝進出を決めていた。

 3試合連続でシード選手を倒して勝ち上がってきた27歳のブキッチがツアー本戦でプレーするのはこれが20回目に過ぎず、2度のベスト8がこれまでの最高成績だった。

 このあとに行われたダブルス決勝では第4シードのナサニエル・ラモンズ/ジャクソン・ウィズロウ(ともにアメリカ)がマックス・パーセル/ジョーダン・トンプソン(ともにオーストラリア)に7-6(3) 7-6(4)で競り勝ち、前週のニューポート(ATP250/グラスコート)に続くコンビ3勝目を挙げた。


男子ダブルス優勝のナサニエル・ラモンズ(アメリカ/左)とジャクソン・ウィズロウ(アメリカ)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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