地元オーストリアのティームがナイトセッションの初戦に勝利「素晴らしい雰囲気だった」 [ジェネラリ・オープン]

写真はアルゼンチン・オープンでのドミニク・ティーム(オーストリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ジェネラリ・オープン」(ATP250/オーストリア・チロル州キッツビューエル/7月31日~8月5日/賞金総額63万705ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した元世界ランク3位のドミニク・ティーム(オーストリア)が予選勝者のファクンド・バグニス(アルゼンチン)に7-6(3) 7-6(6)で競り勝った。

 タイブレークの末に第1セットを先取したティームは第2セット3-0から3-3に追いつかれたが、ふたたびもつれ込んだタイブレーク4-6とセットポイントを握られてから4ポイントを連取して2時間22分の熱戦を制した。ふたりは前週のウマグでも1回戦で対決し、ティームが6-4 7-5で勝っていた。

「ここキッツビューエルでまたも素晴らしい夜を過ごすことができた。ナイトセッションで大会をスタートするのはこれが3度目だけど、3回とも語り継がれるような凄い試合になった。雨で遅れたりして簡単じゃなかったけど、皆さんが残ってくれたおかげで素晴らしい雰囲気だった。2回戦に勝ち進めてうれしいよ」とティームは試合後のオンコートインタビューで語った。

「第1セットで雨による中断から戻ってきたときに僕はとてもいいレベルでプレーしていたけど、彼(バグニス)もいい状態を維持していたから拮抗した試合になった。僕は攻撃的にプレーし、ネットで多くのポイントを決めることができた」

 ティームは次のラウンドで、第7シードのドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)を6-3 6-2で破って勝ち上がったジャン・ジジェン(中国)と対戦する。

 そのほかの試合では第5シードのラスロ・ジェレ(セルビア)、第8シードのダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)、アルトゥール・リンデルネック(フランス)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したチアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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