ペグラがスビトリーナに逆転勝利で準決勝へ「彼女をとても尊敬している」 [WTAワシントンDC]

写真はジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムバダラ・シティDCオープン」(WTA500/アメリカ・ワシントンDC/7月31日~8月6日/賞金総額78万637ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に4-6 6-3 6-4で逆転勝利をおさめてベスト4に進出した。

 お互いに一度ずつ相手のサービスゲームを破ってセット分け合ったあと、第3セット第1ゲームで2度目のブレークに成功したペグラが最後までリードを守りきって2時間8分で試合を締めくくった。スビトリーナは第3セット2-3からのレシーブゲームで5つのブレークポイントをものにすることができず、今季3度目の対トップ10勝に一歩届かなかった。

「私たちは(フォアバックの)両サイドとも安定しており、とてもよく似たプレーをすると思う。だから厳しいしあになることはわかっていた。私は彼女をとても尊敬しているの。彼女は出産したばかりで、母国で起きている多くの問題を乗り越えている。私は彼女にまるで生まれ変わったようだと伝えたわ。彼女の闘志や向上心を常にリスペクトしてきたから」とペグラは試合後のオンコートインタビューで語った。

 2019年大会チャンピオンのペグラは次のラウンドで、第7シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-3 6-3で破って勝ち上がった第4シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)と対戦する。1回戦をBYEで免除されていたサカーリはこれに先立ち前日に雨で延期となっていた初戦を戦い、予選勝者のレイラ・フェルナンデス(カナダ)を7-5 6-2で倒していた。

 もうひとつの準決勝は、ココ・ガウフ(アメリカ)とリュドミラ・サムソノワ(ロシア)の顔合わせとなった。第3シードのガウフが第6シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-1 6-2で下し、ディフェンディング・チャンピオンで第8シードのサムソノワはマルタ・コスチュク(ウクライナ)を6-4 6-2で退けた。

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写真◎Getty Images

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