ラッキールーザーからの快進撃は止まらず、日比野菜緒がノスコバの地元優勝を阻んでツアー3勝目 [プラハ・オープン]

写真は女子シングルスでキャリア3度目となるツアー優勝を飾った日比野菜緒(ブラス)(写真提供◎日比野菜緒:ブラス所属)


 WTAツアー公式戦「ライブスポーツ・プラハ・オープン」(WTA250/チェコ・プラハ/7月31日~8月6日/賞金総額25万9303ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、日比野菜緒(ブラス)が第4シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)を6-4 6-1で下してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間11分。

 28歳の日比野がWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、地元優勝を飾った2019年9月の広島(WTAインターナショナル/ハードコート)以来でキャリア3度目となる。決勝での戦績は、3勝3敗となった。

 同大会に2年連続出場となる28歳の日比野は予選決勝で敗れたが、欠場者が出たためラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)で本戦入りが決まっていた。初参戦だったが昨年は8強入りしたが、ノスコバに対する準々決勝を第2セット途中で棄権していた。

 今大会での日比野は1回戦でサラ・エラーニ(イタリア)を7-5 3-6 6-4で、2回戦で予選勝者のヴィクトリア・フルンカコバ(スロバキア)を6-1 7-5で、準々決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)のテレザ・マルティンコバ(チェコ)を6-1 6-2で、雨で2日間に渡った準決勝ではジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)を6-4 6-7(2) 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 オクサーナ・カラシニコワ(ジョージア)とのペアで出場しているダブルスでも勝ち残っている日比野は、このあと休憩を挟んで同ペアでの初タイトルをかけてクイン・グリーソン(アメリカ)/エリクサーヌ・レシェミア(フランス)と決勝を戦う予定になっている。

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写真提供◎日比野菜緒:ブラス所属

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