土居美咲が9月の東レPPOを最後に現役引退の意向を表明

写真は2022年東レPPOでの土居美咲(ミキハウス)(Getty Images)


 女子テニス元世界ランク30位の土居美咲(ミキハウス)が自身のSNSを更新し、今シーズン限りでの現役引退を発表した。

 土居はSNSに投稿した声明文を通して「私土居美咲は9月に大阪で行われる木下グループジャパンオープン、そして東京で行われる東レパンパシフィックオープンを最後に現役引退する事を決意致しました」と報告し、「実は去年から腰の状態があまり良くなく、ここ最近は痛みのない状態でプレーすることが困難になってきています。現状高いレベルでの継続したプレーが難しく、この様な決断に至りました」と引退の理由を説明した。

「6歳からテニスを始め、17歳でプロ転向。浮き沈みもあった選手人生でしたが、テニスを通して様々な事を経験させて頂きました。改めて振り返ると、幸せなテニス人生だったなぁと」

 千葉県大網白里町出身で32歳の土居はWTAツアーのシングルスで1勝とダブルスで2勝を挙げ、世界ランク自己最高がシングルスが30位でダブルスは77位だった。

 2010年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)を皮切りにグランドスラム本戦に36回(全豪8回、全仏10回、ウインブルドン9回、全米9回)出場した土居は、2016年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で最高成績となるベスト16進出を果たした。

 ビリー ジーン・キング・カップ(旧フェドカップ)の日本代表として活躍した土居はシングルス10勝&ダブルス1勝の戦績を残し、2016年リオデジャネイロ五輪と2021年東京オリンピックに出場してシングルス2勝&ダブルス1勝をマークした。

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写真◎Getty Images

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