今夏だけで3度目、ソリベス トルモがラッキールーザーから優勝したWTAツアー史上6人目の選手に [WTAクリーブランド]

写真は2022年ナショナルバンク・オープンでのサラ・ソリベス トルモ(スペイン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「テニス・イン・ザ・ランド」(WTA250/アメリカ・オハイオ州クリーブランド/8月20~26日/賞金総額27万1363ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のサラ・ソリベス トルモ(スペイン)が第4シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)に3-6 6-4 6-4で逆転勝利をおさめ、2021年3月のグアダラハラ以来となるツアー2勝目を挙げた。

 ラッキールーザーの選手がタイトルを獲得したのはソリベス トルモがWTAツアー史上6人目だが、そのうちの3人がこの夏に誕生した。7月のブダペストでマリア・ティモフェーワ(ロシア)が、今月のプラハでは日本の日比野菜緒(ブラス)が同じ快挙を達成していた。

 ワンブレーク差で第1セットを落としたソリベス トルモは第2セット2-4から4ゲームを連取して試合を振り出しに戻し、第3セットで2度ブレークダウンしながら巻き返す粘り強さを発揮すると5-4から相手のサービスゲームを破って2時間27分で勝利をもぎ取った。

「試合を重ねるごとにプレーがどんどんよくなっていったと思う。私にとって非常にポジティブな1週間だったから、凄くうれしいわ」とソリベス トルモは試合後にコメントした。

「努力を続け、すべての試合で戦おうとすれば結果は自ずとついてくる。チームから言われていることをやり続け、これまでと同じように練習を積んで戦っていくだけよ」

 このあとに行われたダブルス決勝で、加藤未唯(ザイマックス)/アルディラ・スチアディ(インドネシア)が第2シードのニコール・メリカ マルチネス(アメリカ)/エレン・ペレス(オーストラリア)に6-4 6-7(4) [10-8]で競り勝ちコンビ2勝目を挙げた。

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写真◎Getty Images

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