スビトリーナが初戦に快勝「グランドスラム大会で勝てばその日はハッピー」 [USオープン]

写真はエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第26シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)がアンナ レナ・フリードサム(ドイツ)を6-3 6-1で下して好スタートを切った。

 ともに1994年生まれのふたりだが、ツアーではこれが初対決だった。ジュニア時代には2度顔を合わせ、いずれもスビトリーナが勝っていた。

 序盤はフリードサムがチャンスがあればネットに出たりドロップショットを使うなど相手を前後左右に振り回して対抗していたが、第5ゲームで最初のブレークに成功したスビトリーナに流れが傾いた。第1セットを先取したスビトリーナは競り合いになった第2セット第1ゲームをキープすると5-0とリードを広げ、最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして59分で快勝した。

 昨年10月に娘を出産したスビトリーナは産休を経て今年4月のチャールストンで復帰したが、周囲の予想以上に迅速かつ順調にカムバックの過程を辿っている。5月のストラスブールで早くも復帰後初タイトルを獲得した彼女はグランドスラムでもフレンチ・オープンで8強入りし、ウインブルドンでは準決勝に進出した。

 前哨戦のシンシナティを足の痛みで欠場したスビトリーナは「今日のパフォーマンスと健康状態には満足している。グランドスラム大会で勝てば、その日はハッピーよ」と語り、懸念を払拭した。

 スビトリーナは次のラウンドで、予選勝者のフィオナ・クローリー(アメリカ)を6-2 6-4で破って勝ち上がったアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)と対戦する。

 同じコートの次の試合では夫のガエル・モンフィス(フランス)が予選を勝ち上がってきた日本のダニエル太郎(エイブル)を4-6 6-4 6-2 7-6(4)で退け、夫婦揃って2回戦に駒を進めた。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles