ルバキナは3回戦を突破できず、シルステアが初の16強入り [USオープン]

写真は試合後に握手を交わすエレーナ・ルバキナ(カザフスタン/左)とソラナ・シルステア(ルーマニア)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が第30シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)に3-6 7-6(6) 4-6で競り負けた。

 第4ゲームでブレークされたリードを取り返せず第1セットを落としたルバキナは、タイブレークの末に第2セットを取り返した。第3セットでのルバキナは常に先行されながらも3度追いついたが4-5からのサービスゲームをキープすることができず、最後はダブルフォールトで2時間47分の死闘に終止符が打たれた。

 全米に6年連続出場(2018年の予選敗退を含む)となった24歳のルバキナは、2021年の3回戦進出が最高成績。ウインブルドン優勝者として第25シードで臨んだ昨年は、1回戦でクララ・ビュレル(フランス)に4-6 4-6で敗れていた。

 4度目の3回戦を初めて突破したシルステアは次のラウンドで、ジュ・リン(中国)を7-6(1) 2-6 6-3で破って勝ち上がった第15シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)と対戦する。

 そのほかの試合では第6シードのココ・ガウフ(アメリカ)が第32シードのエリース・メルテンス(ベルギー)に3-6 6-3 6-1で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した元世界ナンバーワンのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)はジェニファー・ブレイディ(アメリカ)に4-6 6-3 6-1でそれぞれ逆転勝利をおさめ、勝ち上がった両者が4回戦で顔を合わせることになった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

大会5日目|9月1日

女子シングルス3回戦|主な試合結果

○20カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)[WC] 4-6 6-3 6-1 ●22ジェニファー・ブレイディ(アメリカ)

○32ココ・ガウフ(アメリカ)[6] 3-6 6-3 6-1 ●25エリース・メルテンス(ベルギー)[32]

○40ソラナ・シルステア(ルーマニア)[30] 6-3 6-7(6) 6-4 ●33エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[4]

○48ベリンダ・ベンチッチ(スイス)[15] 7-6(1) 2-6 6-3 ●43ジュ・リン(中国)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録


写真◎Getty Images

Pick up


Related

Ranking of articles