20歳のシェルトンがグランドスラム本戦5大会目にして2度目の8強入り、自国の先輩ポールに全豪準々決勝の雪辱 [USオープン]

写真はベン・シェルトン(アメリカ)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)の男子シングルス4回戦でベン・シェルトン(アメリカ)が第14シードのトミー・ポール(アメリカ)との地元勢対決を6-4 6-3 4-6 6-4で制し、四大大会で1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)に続く2度目のベスト8進出を果たした。試合時間は2時間49分。

 全米に3年連続出場となる20歳のシェルトンは昨年の大会でワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り本戦デビューを飾ったが、1回戦でヌーノ・ボルヘス(ポルトガル)に6-7(6) 6-3 6-7(5) 7-6(8) 3-6で惜敗していた。

 フロリダ大学在学中の昨年5月にNCAA(全米大学体育協会)テニス選手権のシングルスでタイトルを獲得したシェルトンは同年夏にプロ転向し、世界ランク500位以下からトップ100入りを果たすなどしてATPアワードの最優秀新人賞の候補に選ばれた。

 この結果でシェルトンは、ポールとのツアーでの対戦成績との対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は1月に全豪の準々決勝で一度顔を合わせており、先輩のポールが7-6(6) 6-3 5-7 6-4で勝っていた。

 今大会でのシェルトンは1回戦でペドロ・カチン(アルゼンチン)を1-6 6-3 6-2 6-4で退け、2回戦はドミニク・ティーム(オーストリア)が第2セット途中で棄権したため勝ち上がり、3回戦ではアスラン・カラツェフ(ロシア)を6-4 3-6 6-2 6-0で破って16強入りを決めていた。

 シェルトンは準々決勝で、第10シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)とワイルドカードで出場したリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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