前年の準優勝者ジャバーをストレートで退けた20歳のジェン・チンウェンがグランドスラム出場8大会目で初の8強入り [USオープン]
今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で第23シードのジェン・チンウェン(中国)が前年の準優勝者で第5シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を6-2 6-4で倒し、四大大会で初のベスト8進出を果たした。試合時間は1時間21分。
昨年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)からグランドスラム8大会連続出場となる20歳のジェンは、2022年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でのベスト16がこれまでの最高成績だった。初参戦だった昨年の全米では2試合を勝ち上がり、3回戦でユレ・ニーマイヤー(ドイツ)に4-6 6-7(5)で敗れていた。
2022年のWTA最優秀新人賞に選ばれたジェンは7月にパレルモ(WTA500/クレーコート)でツアー初優勝を飾り、25勝16敗の戦績で今大会を迎えている。
この結果でジェンは、ジャバーとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は昨年8月にトロント(WTA1000/ハードコート)の2回戦で一度顔を合わせており、ジャバーが1-6 1-2とリードされた時点で棄権したためジェンが勝っていた。
前年に続いてウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の決勝で敗れたジャバーは、USオープンに向けたハードコートの前哨戦はシンシナティ(WTA1000)だけ参戦して3試合しかプレーしていなかった。
今大会でのジェンは1回戦でナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)を6-1 6-0で、2回戦でカイア・カネピ(エストニア)を6-2 3-6 6-2で、3回戦ではルチア・ブロンゼッティ(イタリア)を6-3 4-6 6-4で破って16強入りを決めていた。
キャリア4度目の対トップ10勝利(7敗)を挙げたジェンは準々決勝で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と第13シードのダリア・カサキナ(ロシア)の勝者と対戦する。
写真◎Getty Images
Pick up
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-11-29
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Related
Pick up
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-11-29
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ