メドベージェフがアルカラスの連覇を阻止、決勝は2021年と同一カードに [USオープン]

写真はダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がディフェンディング・チャンピオンで第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)を7-6(3) 6-1 3-6 6-3で倒して2年ぶりの王座返り咲きにあと1勝と迫った。試合時間は3時間19分。

 全米に8年連続出場となる27歳のメドベージェフは、2021年大会でグランドスラム初タイトルを獲得。ディフェンディング・チャンピオンとして第1シードで臨んだ昨年は、4回戦でニック・キリオス(オーストラリア)に6-7(11) 6-3 3-6 2-6で敗れていた。

 2023年シーズンのメドベージェフはマイアミ(ハードコート)とローマ(クレーコート)のATPマスターズ1000大会を含むツアー5勝を挙げ、49勝11敗の戦績で今大会を迎えている。

 この結果でメドベージェフは、アルカラスとの対戦成績との対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。今シーズンは3月のインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)決勝と7月のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)準決勝で顔を合わせ、いずれもアルカラスがストレートで勝っていた。

 今大会でのメドベージェフは1回戦でアッティラ・バラージュ(ハンガリー)を6-1 6-1 6-0で、2回戦でクリストファー・オコネル(オーストラリア)を6-2 6-2 6-7(6) 6-2で、3回戦でセバスチャン・バエス(アルゼンチン)を6-2 6-2 7-6(6)で、4回戦で第13シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を2-6 6-4 6-1 6-2で、準々決勝では第8シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-4 6-3 6-4で破って4強入りを決めていた。

 メドベージェフは最終ラウンドで、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは準決勝で、20歳のベン・シェルトン(アメリカ)を6-3 6-2 7-6(4)で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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