3戦全勝のカナダとチェコがグループ首位通過、2勝目を挙げたオーストラリアとフィンランドも決勝トーナメント進出が確定 [デビスカップ・ファイナルズ]
男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ・ファイナルズ」グループステージ(イタリア・ボローニャ、イギリス・マンチェスター、スペイン・バレンシア、クロアチア・スプリト/9月12~17日/室内ハードコート)の大会5日目は、4つのグループのラウンドロビン(総当たり戦)第5戦が行われた。
グループAは前年の優勝国で第1シードのカナダがチリを2勝1敗で、グループBは第2シードのオーストラリアがスイスを3勝0敗で、グループCはチェコがセルビアを3勝0敗で、グループDはフィンランドがアメリカを3勝0敗で下してそれぞれ勝利をおさめた。
ラウンドロビンを3戦全勝で終えたカナダとチェコがそれぞれグループ首位通過を決め、2勝目を挙げたオーストラリアとフィンランドは2位以上が決まったため決勝トーナメント進出が確定した。
デビスカップは2019年から、国際テニス連盟(ITF)とスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された新フォーマットに変更されている。ITFは同社とのパートナシップ終了を発表したが、今年の大会は予定通り行われることになっている。
今年のファイナルズは16ヵ国が4チームによる4グループに別れて9月にグループステージ(総当たり戦)を戦い、各グループの上位2チームが決勝トーナメント(スペイン・マラガ/11月21~26日/室内ハードコート)に進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。
※[ ]数字はシード順位
グループステージ5日目|9月16日
グループA|ボローニャ
カナダ[1](3勝0敗)2-1 チリ(1勝2敗)
R1 ○アレクシス・ガラルノー 6-3 7-6(5) ●アレハンドロ・タビロ
R2 ●ガブリエル・ディアロ 4-6 4-6 ○ニコラス・ジャリー
R3 ○アレクシス・ガラルノー/バセック・ポスピショル 6-3 7-6(7) ●トーマス・バリオス ベラ/アレハンドロ・タビロ
グループB|マンチェスター
オーストラリア[2](2勝1敗)3-0 スイス(0勝3敗)
R1 ○タナシ・コキナキス 6-3 7-5 ●ドミニク・ストリッカー
R2 ○アレックス・デミノー 6-4 6-3 ●マルク アンドレア・ヒュスラー
R3 ○マシュー・エブデン/マックス・パーセル 6-2 6-4 ●マルク アンドレア・ヒュスラー/ドミニク・ストリッカー
グループC|バレンシア
セルビア(2勝1敗)0-3 チェコ(3勝0敗)
R1 ●ドゥサン・ラヨビッチ 3-6 2-6 ○ヤクブ・メンシク
R2 ●ラスロ・ジェレ 6-7(7) 5-7 ○イリ・ラフェチュカ
R3 ●ニコラ・カシッチ/ノバク・ジョコビッチ 5-7 7-6(7) [3-10] ○トマーシュ・マハーチュ/アダム・パブラシェク
グループD|スプリト
アメリカ(1勝2敗)0-3 フィンランド(2勝1敗)
R1 ●マッケンジー・マクドナルド 6-7(5) 6-1 6-7(7) ○オットー・ヴィルタネン
R2 ●トミー・ポール 6-7(1) 4-6 ○エミル・ルースブオリ
R3 ●オースティン・クライチェク/ラジーブ・ラム 7-6(6) 6-7(5) [8-10] ○ハリ・ヘリオバーラ/パトリック・カウコバルタ
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/25711/images/addda5720ae4634b7bd32dc7348cb360d8a126bb.jpg?w=1200)
グループAを3戦全勝の首位で通過した前年優勝国のカナダ代表チーム(Getty Images)
写真◎Getty Images
- ノバク・ジョコビッチ
- ドミニク・ストリッカー
- マッケンジー・マクドナルド
- バセック・ポスピショル
- ドゥサン・ラヨビッチ
- トミー・ポール
- アレックス・デミノー
- ニコラ・チャチッチ
- オースティン・クライチェク
- ラスロ・ジェレ
- マルク アンドレア・ヒュスラー
- エミル・ルースブオリ
- ラジーブ・ラム
- デビスカップ
- ニコラス・ジャリー
- マックス・パーセル
- オットー・ビルタネン
- タナシ・コキナキス
- イリ・ラフェチュカ
- アダム・パブラシェク
- マシュー・エブデン
- ハリ・ヘリオバーラ
- トマーシュ・マハーチュ
- ITF
- アレハンドロ・タビロ
- トーマス・バリオス ベラ
- ヤクブ・メンシク
- 2023デビスカップ
- 2023_09
- アレクシス・ガラルノー
- ガブリエル・ディアロ
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