19歳クルーガーがトップシードのジュ・リンを下してツアー初優勝 [木下グループジャパンオープン]
4年ぶりの開催となるWTAツアー公式戦「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス」(WTA250/大阪府大阪市・ITC靱テニスセンター/本戦9月11~17日/賞金総額25万9303ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝でアシュリン・クルーガー(アメリカ)が第1シードのジュ・リン(中国)を6-3 7-6(6)で振りきり、全試合ストレート勝利でチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間36分。
日本の大会に初めて出場した19歳のクルーガーは昨年7月のエバンズビル(W60/ハードコート)と今年6月のガイバ(WTA125K/グラスコート)でシングルスのタイトルを獲得しているが、WTAツアーでは6月のスヘルトーヘンボス(WTA250/グラスコート)で8強入りしたのがこれまでの最高成績だった。
両者は今回が初対戦。1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でベスト16に進出した翌月のホアヒン(WTA250/ハードコート)でシングルスのツアー初優勝を飾った29歳のジュは初のトップ50入りを果たし、3月には33位をマークするなどここまでキャリア最高のシーズンを過ごしてきた。
今大会でのクルーガーは1回戦で第8シードのカテリーナ・バインドル(ウクライナ)を6-2 6-3で、2回戦でジェシカ・ポンシェ(フランス)を6-4 6-1で、準々決勝でアンナ・カリンスカヤ(ロシア)を6-3 6-1で、準決勝ではワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した本玉真唯(島津製作所)を6-3 6-3で破って決勝進出を決めていた。
写真◎Getty Images
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