ディミトロフが初戦突破で記念すべきツアーレベルのマッチ400勝目をマーク「僕にとって特別な成果」 [成都オープン]

写真はUSオープンでのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「成都オープン」(ATP250/中国・四川省成都/9月20~26日/賞金総額126万1555ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)がフアン パブロ・バリーリャス(ペルー)を6-3 6-4で下して8強入りを決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ディミトロフはこの試合が初戦だった。ワンブレーク差で第1セットを先取したディミトロフは第2セット2-1アップからブレークバックを許したが、3-4から最後の3ゲームを連取して1時間25分で記念すべきツアーレベルのマッチ400勝目を挙げた。

「ふたたびここに来ることができてうれしいよ。皆さんから好意的に受け入れてもらっているしね。400勝目を挙げることができて凄く満足している。僕は長年コートに立って多くの大会に出場してきたけど、これは僕にとって特別な成果だ」と32歳のディミトロフは試合後にコメントした。

 18歳だった2009年2月にロッテルダム1回戦でトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)に勝ってツアーレベルの初勝利を挙げたディミトロフはここまでにATPツアーで8つのタイトルを獲得し、2017年11月に世界ランク自己最高3位をマークした。

 ディミトロフは次のラウンドで、前日に勝ち上がりを決めていたクリストファー・オコネル(オーストラリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第2シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)、第7シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)、アルトゥール・リンデルネック(フランス)が勝利をおさめ、ベスト8が出揃った。準々決勝ではズベレフがキツマノビッチと、ムゼッティはリンデルネックと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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