ズベレフが今季2勝目に王手、サフィウリンは初のツアー決勝進出 [成都オープン]

写真はUSオープンでのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「成都オープン」(ATP250/中国・四川省成都/9月20~26日/賞金総額126万1555ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を6-3 7-6(2)で倒して今季2勝目に王手をかけた。

 直面した5度のブレークポイントをすべてセーブしたズベレフは相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取し、すべてサービスキープで進んだ第2セットもタイブレークを危なげなくものにして1時間50分で試合を締めくくった。

「間違いなく今週プレーした中で最高の試合だった。昨日の試合もハイレベルだったし、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)も凄くいいプレーをしていたけと思うけどね。決勝に進出できて本当にうれしい。そのためにここに来た訳だし、明日もレベルの高い試合ができるよう願っているよ」とズベレフは試合後にコメントした。

 ズベレフは決勝で、第2シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を6-3 6-4で破って勝ち上がったロマン・サフィウリン(ロシア)と対戦する。7月にウインブルドンでグランドスラム自己最高の8強入りを果たすなどキャリア最高のシーズンを送っているサフィウリンは、初のツアー決勝進出を決めた。

「彼は今大会でもっとも危険な選手のひとりだ。彼は非常に強くボールを打ってスピードのあるプレーをするけど、安定感を欠くことがある。でも今週の彼は凄く調子がいいから、非常に怖い相手だ」とズベレフは次戦を見据えた。

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写真◎Getty Images

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