16歳アンドレエワが自国の先輩パブリウチェンコワに圧勝で3回戦へ [チャイナ・オープン]

写真は女子シングルス1回戦でのミルラ・アンドレエワ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月30日~10月8日/賞金総額812万7389ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、予選から勝ち上がってきた16歳のミルラ・アンドレエワ(ロシア)が自国の先輩であるアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-2 6-1で圧倒して16強入りを決めた。

 前週の東京で準決勝に進出したパブリウチェンコワは1回戦がBYE(パフォーマンスバイ)で免除されており、これが初戦だった。試合を通して13本のウィナーを決めたアンドレエワはアンフォーストエラーを4本に抑えて自分のサービスゲームをすべてキープし、オープニングゲームを含む5度のブレークに成功して1時間3分で快勝した。

「私はプレーだけに集中しようとしており、ほかのことは何も考えていないの。考え過ぎてしまうと試合を通して同じレベルを維持できなくなることがあるけど、第2セットの出だしがそんな感じだったわ」とアンドレエワは試合にコメントした。

 まだトップ10プレーヤーに3戦全敗のアンドレエワは次のラウンドで、タチアナ・マリア(ドイツ)を7-5 6-0で破って勝ち上がった第5シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)と対戦する。

「実は彼女(ルバキナ)と対戦してみたかったの。彼女のプレーが好きだから。彼女がサービスのいい選手だということは知っているけど、できれば何度かブレークできるようトライしてみたいわ。悔いが残らないように全力を尽くすつもりよ」とアンドレエワは次戦を見据えた。

 そのほかの試合では第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第4シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、第6シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)、第9シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)、第16シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、マルタ・コスチュク(ウクライナ)、ワン・シンユー(中国)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 第7シードのオンス・ジャバー(チュニジア)がコスチュクに6-7(5) 1-6で、第11シードのダリア・カサキナ(ロシア)はワンに4-6 2-6で敗れ、それぞれ2回戦でシードダウンを喫した。

 3回戦ではサバレンカがジャスミン・パオリーニ(イタリア)と、シフィオンテクがマグダ・リネッテ(ポーランド)と、ガウフがクデルメトワと、ペグラが第13シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)と、サカーリがワンと、ガルシアがアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)と、コスチュクはリュドミラ・サムソノワ(ロシア)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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