地元ベルギーのゴファンが快勝で2回戦へ、20歳のラジャルはATPツアー白星デビュー [ヨーロピアン・オープン]

写真はASBクラシックでのダビド・ゴファン(ベルギー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ヨーロピアン・オープン」(ATP250/ベルギー・アントワープ/10月16~22日/賞金総額75万950ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したダビド・ゴファン(ベルギー)がカンタン・アリス(フランス)を6-4 6-1で下して好スタートを切った。

 ブレークされた第2ゲーム以外は安定したサービスゲームを展開したゴファンは0-3から3-3に追いつくと、試合の残りで2ゲームしか落とさず57分で快勝した。

「非常にアグレッシブでビッグサーブを持つ選手と対戦するときは試合をコントローすることはできないから、すべてのショットに集中しなければならない。どのポイントも重要で、本当に集中力を保つ必要があった」とゴファンは試合後のオンコートインタビューで語った。

「3-3に追いついた辺りから心地よくプレーできるようになり、特にリターンがよくなった。彼はサービスが最大の武器だからね。リターンの調子を掴んでからはある程度快適にプレーできるようになったよ。最後まで落ち着きを保つ必要はあったけどね」

 ゴファンは次のラウンドで、第6シードのロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)と予選を勝ち上がってきたジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合ではグレゴワール・バレール(フランス)、ユーゴ・ガストン(フランス)、ワイルドカードで出場した世界ランク229位のマルク・ラヤル(エストニア)が2回戦に駒を進めた。

 20歳のラヤルはATPランキング500位以内に入る唯一のエストニア人でこれがATPツアーのデビュー戦だったが、落ち着いたプレーでジャウメ・ムナール(スペイン)を6-3 6-4で退けた。同国の選手がツアーレベルで勝ち星を挙げたのは、2018年7月にグスタードで4強入りしたユルゲン・ゾップ(エストニア)以来となる。

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写真◎Getty Images

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