18歳の内島萌夏がITFツアーのシングルスで初優勝 [W15ホアヒン]

ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「Cal-Comp & XYZ Printing ITFワールドテニスツアー 2019」(W15/タイ・ホアヒン/10月14~20日/賞金総額1.5万ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第4シードの内島萌夏(フリー)が第5シードのマナンチャヤ・サワンカエウ(タイ)を6-2 6-4で下し、全試合ストレート勝利で優勝を果たした。試合時間は1時間5分。

 2017年全日本ジュニア18歳以下チャンピオンの内島は、今年4月にプロ転向。18歳の内島がITFワールドテニスツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、今回が初となる。

 今大会での内島は、1回戦で予選勝者の山崎郁美(志津テニスクラブ)を6-0 6-3で、2回戦で予選勝者のデリア・ヌール ハリザ(インドネシア)を6-1 6-2で、準々決勝で松田美咲(亜細亜大学)を6-3 6-1で、準決勝では細木咲良(原商)を6-1 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 内島はクワン ヤウ・ウン(香港)とのペアでダブルスに第1シードで出場していたが、1回戦でオルガ・ヘルミ(デンマーク)/サワンカエウに2-6 3-6で敗れていた。

2019年海外ツアー日本人選手:女子|PHOTOアルバム

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、JRはITFジュニア枠

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○24内島萌夏(フリー)[4] 6-2 6-4 ●16マナンチャヤ・サワンカエウ(タイ)[5]

女子シングルス準決勝

○16マナンチャヤ・サワンカエウ(タイ)[5] 6-2 6-1 ●5オルガ・ヘルミ(デンマーク)[Q]

○24内島萌夏(フリー)[4] 6-1 6-2 ●27細木咲良(原商)

女子シングルス準々決勝

○5オルガ・ヘルミ(デンマーク)[Q] 6-3 6-4 ●4ハン・ジアンシュエ(中国)[JR]

○16マナンチャヤ・サワンカエウ(タイ)[5] 6-1 6-1 ●10ク・ヨンウ(韓国)[JR]

○24内島萌夏(フリー)[4] 6-3 6-1 ●18松田美咲(亜細亜大学)

○27細木咲良(原商)6-2 7-5 ●32リウ・チャン(中国)[2]

女子ダブルス決勝

○11タマチャン・モックーント/ワッサショル・サワディー(タイ)7-5 6-3 ●8パトチャリン・チプチャンデジ/ニーマ・ズォマ(タイ/中国)

女子ダブルス準決勝

○8パトチャリン・チプチャンデジ/ニーマ・ズォマ(タイ/中国)6-1 6-3 ●2オルガ・ヘルミ/マナンチャヤ・サワンカエウ(デンマーク/タイ)

○11タマチャン・モックーント/ワッサショル・サワディー(タイ)6-4 6-4 ●13ク・ヨンウ/ニキータ・ウーベロイ(韓国/アメリカ)

※写真は昨年の全日本選手権での内島萌夏(フリー)
撮影◎宮原和也 / KAZUYA MIYAHARA

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