国際テニス連盟（ITF）が主催する男子16才以下国別対抗戦「デビスカップジュニアファイナルズ」（スペイン・アンダルシア州コルドバ／10月30日～11月5日／クレーコート）のグループステージが終了し、グループAの日本は1勝2敗の3位で9-16位トーナメントに進むことになった。

　日本は9-16位トーナメント初戦で、グループCを4位で終えたモロッコと対戦する。

　この大会は世界各地域の予選を勝ち抜いたチームに開催国スペインを加えた16ヵ国が4チームずつのグループに分かれたラウンドロビン（総当たり戦）を行い、上位2チームずつが決勝トーナメント（下位2チームは9-16位トーナメントへ）に進出する形式で行われる。

　アジア／オセアニア最終予選（カザフスタン・シムケント／5月8～13日／クレーコート）で5年ぶりの優勝を飾った日本は、3年連続で決勝大会に出場。トルコ・アンタルヤで開催された昨年の大会では決勝トーナメントに進出し、7位入賞を果たしていた。

デビスカップジュニアファイナルズ｜日本代表

監督◎岩本功
選手◎田畑遼（むさしの村ローンテニスクラブ）、松村怜（あおやま庭球塾）、神山宏正（B6TC）

※国名の左に付いている数字はドロー番号、Ret.は途中棄権

試合結果｜日本代表チーム

予選リーグ◎グループA第1戦｜10月30日(月)

日本（1勝0敗）3-0 タイ（0勝1敗）

S2 ○神山 6-2 6-7(4) 6-3 ●Phopthum SRIWONG
S1 ○田畑 5-0 Ret. ● Penn CHARUSORN
D　○松村／田畑 6-3 6-4 ●Teerapat KHANTIWEERAWAT／SRIWONG

予選リーグ◎グループA第2戦｜10月31日(火)

日本（1勝1敗）0-3 カナダ（1勝1敗）

S2 ●神山 7-5 1-6 2-6 ○Adam FARAGCAO
S1 ●田畑 2-6 7-6(5) 6-7(6) ○Nicolas ARSENEAULT
D　●神山／松村 6-7(5) 4-6 ○Mikael ARSENEAULT／FARAGCAO

予選リーグ◎グループA第3戦｜11月1日(水)

アメリカ（3勝0敗）0-3 日本（1勝2敗）

S2 ○マクスウェル・エクステッド 6-1 6-2 ●神山
S1 ○ダーウィン・ブランチ 7-6(3) 6-2 ●田畑
D　○エクステッド／ジャガー・リーチ 6-1 6-4 ●松村／田畑

グループA｜最終順位

1位 アメリカ（3勝0敗）
2位 カナダ（2勝1敗）
3位 日本（1勝2敗）
4位 タイ（0勝3敗）

グループB｜最終順位

1位 ドイツ（3勝0敗）
2位 イギリス（2勝1敗）
3位 アルゼンチン（1勝2敗）
4位 ペルー（0勝3敗）

グループC｜最終順位

1位 チェコ（3勝0敗）
2位 オランダ（2勝1敗）
3位 ブラジル（1勝2敗）
4位 モロッコ（0勝3敗）

グループD｜最終順位

1位 スペイン（2勝1敗）
2位 イタリア（2勝1敗）
3位 カザフスタン（1勝2敗）
4位 韓国（1勝2敗）

決勝トーナメント｜組み合わせ

1アメリカ（グループA・1位）vs 2オランダ（グループC・2位）

3イタリア（グループD・2位）vs 4ドイツ（グループB・1位）

5チェコ（グループC・1位）vs 6イギリス（グループB・2位）

7カナダ（グループA・2位）vs 8スペイン（グループD・1位）

9-16位トーナメント｜組み合わせ

1日本（グループA・3位）vs 2モロッコ（グループC・4位）

3韓国（グループD・4位）vs 4アルゼンチン（グループB・3位）

5ブラジル（グループC・3位）vs 6タイ（グループA・4位）

7ペルー（グループB・4位）vs 8カザフスタン（グループD・3位）