シフィオンテクがペグラを圧倒して初優勝と世界ナンバーワン復帰を決める [WTAファイナルズ]

2023-11-07

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シフィオンテクがペグラを圧倒して初優勝と世界ナンバーワン復帰を決める [WTAファイナルズ]

テニスマガジン編集部

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写真は初優勝を飾るとともに世界ナンバーワン復帰を決めたイガ・シフィオンテク（ポーランド）（Getty Images）

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　女子トップ8によるエリート大会「GNP保険WTAファイナルズ・カンクン」（ファイナルズ／10月29日～11月5日／メキシコ・カンクン／賞金総額900万ドル／ハードコート）の女子シングルス決勝で、第2シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）が第5シードのジェシカ・ペグラ（アメリカ）を6-1 6-0で下して初優勝を飾ると同時に世界ナンバーワンの座を奪回した。

　立ち上がりにお互いにサービスゲームをキープし合ったあと1-1から10ゲームを連取したシフィオンテクは、第2セット5-0で迎えた唯一のブレークポイントを凌ぐと続く3ポイントを取って59分で快勝した。

　22歳のシフィオンテクがツアー大会でタイトルを獲得したのは先月の北京（WTA1000／ハードコート）に続いて通算17回目（準優勝4回）で、今季はすべてのカテゴリーを含む女子ツアー最多の6勝（グランドスラム：1回、ファイナルズ：1回、WTA1000：1回、WTA500：2回、WTA250：1回）を挙げた。

　チェトゥマル・グループを3戦全勝の首位で通過したシフィオンテクは、前日に行われた準決勝で世界ランク1位の座を争っていた第1シードのアーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）を6-3 6-2で破って決勝進出を決めていた。

　5試合で20ゲームしか落とさず栄冠に輝いたシフィオンテクは、同大会が現在の形式で行われるようになった2003年以降の最少記録を樹立した。

　これに先立ち行われたダブルス決勝では第6シードのラウラ・シグムンド（ドイツ）／ベラ・ズボナレワ（ロシア）が第8シードのニコール・メリカマルチネス（アメリカ）／エレン・ペレス（オーストラリア）を6-4 6-4で下し、今季4勝目を挙げてシーズンを締めくくった。

　WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名（ダブルスは8組）のみで争われる。4人（ダブルスは4組）ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名（ダブルスは2組）ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位

大会最終日◎試合結果｜11月6日

決勝トーナメント｜女子ダブルス決勝

○3ラウラ・シグムンド／ベラ・ズボナレワ（ドイツ／ロシア）[6] 6-4 6-4 ●2ニコール・メリカマルチネス／エレン・ペレス（アメリカ／オーストラリア）[8]

決勝トーナメント｜女子シングルス決勝

○4イガ・シフィオンテク（ポーランド）[2] 6-1 6-0 ●1ジェシカ・ペグラ（アメリカ）[5]

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写真◎Getty Images

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