ドレイパーが第1シード撃破で8強入り「素晴らしいテニスができている」 [ソフィア・オープン]

写真は2022年インテーザ・サンパオロNext Gen ATPファイナルズでのジャック・ドレイパー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ソフィア・オープン」(ATP250/ブルガリア・ソフィア/11月6~11日/賞金総額63万705ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、21歳のジャック・ドレイパー(イギリス)が第1シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を7-5 6-2で倒す番狂わせに成功した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ムゼッティはこの試合が初戦だった。ムゼッティはオープニングゲームをブレークして好スタートを切ったが第8ゲームで追いつかれると5-5から2ゲームを連取されて第1セットを落とし、第2セットで相手のサービスゲームを2度破ったドレイパーが1時間48分で8強入りを決めた。

 前週のベルガモ(チャレンジャー75/室内ハードコート)で今季初優勝を飾ったドレイパーは、連勝を「7」に伸ばした。

「ロレンツォは素晴らしい選手で世界トップラスの若手選手だから、自分が挑戦する立場だとわかっていた。立ち上がりは少し出遅れたけど、そのあとは流れを掴んでいいプレーができたから満足している。今は本当に自信を感じているし、素晴らしいテニスができている」とドレイパーは試合後にコメントした。

 ドレイパーは次のラウンドで、第6シードのマックス・パーセル(オーストラリア)を6-3 4-6 6-4で破って勝ち上がったワイルドカード(主催者推薦枠)のセム・イルケル(トルコ)と対戦する。

 そのほかの試合では第2シードのアドリアン・マナリノ(フランス)、第3シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)、第7シードのセバスチャン・オフナー(オーストリア)、第8シードのマートン・フチョビッチ(ハンガリー)、ファビアン・マロジャン(ハンガリー)、パベル・コトフ(ロシア)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 第4シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)はコトフに対して6-3で第1セットを先取したあと6-7(4)で第2セットを落とし、第3セット第1ゲームの途中で脚のケガを理由に棄権した。

 準々決勝ではマナリノがオフナーと、ストルフがマロジャンと、フチョビッチはコトフと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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