国際テニス連盟（ITF）の男子ツアー下部大会「ブリスベンQTCテニス国際」（ITFワールドテニスツアーM25／オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン／11月20～26日／賞金総額2万5000ドル／ハードコート）の男子シングルス決勝で、今井慎太郎（イカイ）が第3シードのブレイク・エリス（オーストラリア）を6-4 7-6(3)で倒して優勝を飾った。試合時間は1時間30分。

　昨年の全日本テニス選手権チャンピオンで30歳の今井がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、昨年8月のジャカルタ（M15／ハードコート）以来でキャリア12回目（準優勝8回）となる。

　今大会での今井は1回戦で第6シードのアジート・ライ（ニュージーランド）を6-2 4-6 7-6(7)で、2回戦でコディ・ピアソン（オーストラリア）を6-1 6-2で、準々決勝で第4シードのニック・チャペル（アメリカ）を4-6 6-4 7-5で、準決勝ではジェイコブ・ブラッドショー（オーストラリア）を2-6 6-1 7-6(5)で破って決勝進出を決めていた。

　今井は住澤大輔（エキスパートパワーシズオカ）とのペアでダブルスにも出場していたが、1回戦で第1シードのに7-6(5) 3-6 [8-10]で惜敗していた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、Qは予選勝者、PRはプロテクト・ランキング（ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置）、Ret.は途中棄権

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○18今井慎太郎（日本／イカイ）[PR] 6-4 7-6(3) ●9ブレイク・エリス（オーストラリア）[3]

男子シングルス準決勝

○9ブレイク・エリス（オーストラリア）[3] 6-3 6-4 ●6エイミール・ハッド（イギリス）[Q]

○18今井慎太郎（日本／イカイ）[PR] 2-6 6-1 7-6(5) ●26ジェイコブ・ブラッドショー（オーストラリア）

男子シングルス準々決勝

○6エイミール・ハッド（イギリス）[Q] 7-6(5) 3-2 Ret. ●1ゴンサロ・オリベイラ（ポルトガル）[1]

○9ブレイク・エリス（オーストラリア）[3] 6-3 6-2 ●13モエラニ・ブジゲ（オーストラリア）

○18今井慎太郎（日本／イカイ）[PR] 4-6 6-4 7-5 ●24ニック・チャペル（アメリカ）[4]

○26ジェイコブ・ブラッドショー（オーストラリア）6-3 2-6 6-4 ●29ナム ホァン・ライ（ベトナム）

男子ダブルス決勝

○1トーマス・ファンカット／アジート・ライ（オーストラリア／ニュージーランド）[1] 6-4 6-4 ●12ジョシュア・チャールトン／エイミール・ハッド（オーストラリア／イギリス）[4]

男子ダブルス準決勝

○1トーマス・ファンカット／アジート・ライ（オーストラリア／ニュージーランド）[1] 6-2 6-1 ●8タイ・サッチ／齋藤惠佑（オーストラリア／富士住建）

○12ジョシュア・チャールトン／エイミール・ハッド（オーストラリア／イギリス）[4] 6-2 5-7 [10-7] ●14トーマス・ブレイスウェイト／スコット・ジョーンズ（オーストラリア）

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