虫賀愛央&力石優衣/勝見幸璃が優勝 [W15ウェリントン]

写真は女子ダブルスで優勝を飾った力石優衣(フランチャイズビジネスインキュベーション/右)と勝見幸璃(TEAM 自由が丘)(写真提供◎勝見幸璃:TEAM 自由が丘所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ワールドテニスツアー・ウェリントン」(ITFワールドテニスツアーW15/ニュージーランド・ウェリントン/12月11~17日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第6シードの虫賀愛央(名古屋LTC)がノーシードから勝ち上がってきたメルセデス・アリステギ(スペイン)を6-2 6-1で下してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間32分。

 18歳の虫賀は8月に佐藤久真莉(富士薬品)とのペアで臨んだ札幌(W15/ハードコート)のダブルスでITFツアー1勝を挙げているが、シングルスでは2度のベスト4がこれまでの最高成績だった。

 今大会での虫賀は1回戦でロイシン・ギルヒアニー(オーストラリア)を6-3 6-0で、2回戦でベル・トンプソン(オーストラリア)を7-6(0) 6-2で、準々決勝で緒方葉台子(グラスコート佐賀テニスクラブ)を7-5 7-6(1)で、準決勝では第1シードのミハエラ・バイエルロバ(チェコ)を6-1 7-5で破って決勝進出を決めていた。

 ダブルスでは力石優衣(フランチャイズビジネスインキュベーション)/勝見幸璃(TEAM 自由が丘)が決勝で第4シードのエラ・シモンズ(オーストラリア)/トンプソンを6-3 6-3で倒し、ノーシードから優勝を飾った。

 ITFツアーでは20歳の勝見が2勝目(ダブルスのみ)、24歳の力石は単複を通して初のタイトル獲得となった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

上位の試合結果

女子シングルス決勝

○16虫賀愛央(日本/名古屋LTC)[6] 6-2 6-1 ●19メルセデス・アリステギ(スペイン)

女子シングルス準決勝

○16虫賀愛央(日本/名古屋LTC)[6] 6-1 7-5 ●1ミハエラ・バイエルロバ(チェコ)[1]

○19メルセデス・アリステギ(スペイン)6-4 6-3 ●25佐藤光(日本/アクロステニスアカデミー)[5]

女子シングルス準々決勝

○1ミハエラ・バイエルロバ(チェコ)[1] 6-2 6-2 ●8細木祐佳(日本/フリー)[7]

○16虫賀愛央(日本/名古屋LTC)[6] 7-5 7-6(1) ●12緒方葉台子(日本/グラスコート佐賀テニスクラブ)

○19メルセデス・アリステギ(スペイン)6-3 6-7(3) 6-3 ●21レニー・ジャン(ニュージーランド)[WC]

○25佐藤光(日本/アクロステニスアカデミー)[5] 6-0 6-4 ●29勝見幸璃(日本/TEAM 自由が丘)

女子ダブルス決勝

○13力石優衣/勝見幸璃(フランチャイズビジネスインキュベーション/TEAM 自由が丘)6-3 6-3 ●5エラ・シモンズ/ベル・トンプソン(オーストラリア)[4]

女子ダブルス準決勝

○5エラ・シモンズ/ベル・トンプソン(オーストラリア)[4] 6-4 3-6 [10-6] ●4キャサリン・アウリア/ジェイド・オトウェイ(オーストラリア/ニュージーランド)

○13力石優衣/勝見幸璃(フランチャイズビジネスインキュベーション/TEAM 自由が丘)6-1 6-3 ●9ルンダ・クモム/エリス・チェ(タイ/ニュージーランド)

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写真提供◎勝見幸璃:TEAM 自由が丘所属

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