2009年&16年大会チャンピオンのアザレンカが準々決勝へ「必要なときにレベルを上げることができた」 [ブリスベン国際]

写真はビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 2024年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「ブリスベン国際」(WTA500/オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン/12月31日~1月7日/賞金総額173万6763ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第8シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)がクララ・ビュレル(フランス)を7-5 6-2で下して8強入りを決めた。

 先にリードしてから追いつかれたあと5-5から2ゲームを連取して第1セットを先取したアザレンカは、第2セットで2度相手のサービスゲームを破って1時間33分で試合を締めくくった。

「彼女(ビュレル)は本当にいいプレーをしたと思う。彼女を称えなければならないわ。今日は彼女が多彩なプレーを展開して私にプレッシャーをかけてきた。私はアグレッシブにネットに出ようとしたけど、彼女に押されていると感じていたの。素晴らしいパッシングショットやカウンターを何本か決められたしね」とアザレンカは試合を振り返った。

「私はいいスタートを切ったと思ったけど、もしかしたら彼女に自分のプレーをさせ過ぎたのかもしれないわね。かなり競った試合になったけど、私は必要なときにレベルを上げることができた」

 2009年&16年大会チャンピオンのアザレンカは次のラウンドで、第16シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を6-2 4-6 6-3で破って勝ち上がった第3シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する。プリスコバは2019年と20年に2連覇を達成していたが、同大会での連勝は「10」でストップした。

 そのほかの試合では第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第2シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、第5シードのダリア・カサキナ(ロシア)、第11シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)、リンダ・ノスコバ(チェコ)、16歳のミルラ・アンドレエワ(ロシア)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではサバレンカがカサキナと、ルバキナがポタポワと、ノスコバはアンドレエワと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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