オーストラリアでの連勝を「14」に伸ばしたサバレンカが4強入り「すべてのポイントで全力を尽くそうとした」 [ブリスベン国際]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 2024年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「ブリスベン国際」(WTA500/オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン/12月31日~1月7日/賞金総額173万6763ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第5シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-1 6-4で下してベスト4に進出した。

 2-0からサービスダウンを喫したあと4ゲームを連取して第1セットを先取したサバレンカは試合を通して29本のウィナーを叩き込み、第2セット第5ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって1時間26分で試合を締めくくった。

 カサキナとの対戦成績を6勝2敗としたサバレンカは、「プレーするたびにお互いの手の内がわかるようになるから、(カサキナとの対戦は)常に厳しくなる。彼女は素晴らしい選手でファイターだから、激しいバトルになることは覚悟していたわ」とサバレンカは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼女はプレッシャーをかけてくるから、最初から最後まで気を抜けないの。とにかく集中して、すべてのポイントで全力を尽くそうとしただけよ」

 昨年のアデレードから続いているオーストラリアでの連勝を「14」に伸ばしたサバレンカは次のラウンドで、第3シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-3 3-6 7-5で破って勝ち上がった2009年&16年大会チャンピオンで第8シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)とリンダ・ノスコバ(チェコ)の顔合わせとなった。19歳のノスコバが16歳のミルラ・アンドレエワ(ロシア)とのティーンエージャー対決を7-5 6-3で制し、ルバキナは第1セットを6-1で先取したあと第11シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)が左腹部のケガを理由に棄権したため勝利が決まった。

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写真◎Getty Images

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