シェルトンがキャリア3度目のツアー4強入り「重要な瞬間にベストテニスを発揮できた」 [ASBクラシック]

写真はベン・シェルトン(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ASBクラシック」(ATP250/ニュージーランド・オークランド/1月8~13日/賞金総額73万9945ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのベン・シェルトン(アメリカ)がロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を6-4 6-3で下してキャリア3度目のツアー4強入りを決めた。

 2-0から2-2に追いつかれたあと4-4から2ゲームを連取したシェルトンは、第2セット4-3からブレークしたあと続くサービング・フォー・ザ・マッチで迎えた最初のマッチポイントで強力なサービスを叩き込んで1時間40分で試合を締めくくった。

「今日は間違いなくとても楽しかった。ここにいる皆さんも楽しんでくれたと確信している」とシェルトンは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼(カルバレス バエナ)は僕がこれまでプレーした中でもっとも俊敏な選手のひとりで、よくボールに追いつきパッシングショットを打ってきた。サービスも本当によくて今日は本当に苦労させられた。でも僕は重要な瞬間に自分のベストテニスを発揮できたと思うし、準決勝に進出できてうれしいよ」

 シェルトンは次のラウンドで、予選勝者のアレクサンドル・ミュレー(フランス)を6-3 6-4で破って勝ち上がった日本のダニエル太郎(エイブル)と対戦する。シェルトンはダニエルに過去2戦して2勝しているが、いずれもフルセットの接戦を演じている。

 もうひとつの準決勝は、アルトゥール・フィス(フランス)とアレハンドロ・タビロ(チリ)の顔合わせとなった。第6シードのフィスが7-6(2) 1-0とリードした時点でダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)が腰のケガを理由に棄権したため勝利が決まり、予選勝者のタビロは第2シードのキャメロン・ノリー(イギリス)が左手首のケガ理由に棄権したため不戦勝で勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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