22歳ドレイパーがツアー初優勝にふたたび王手「自分自身をとても誇りに思う」 [アデレード国際]

写真はジャック・ドレイパー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アデレード国際」(ATP250/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月8~13日/賞金総額73万9945ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で、22歳のジャック・ドレイパー(イギリス)が第8シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)を7-6(2) 6-4で倒してツアー初優勝に王手をかけた。

 一進一退の第1セットをタイブレークの末に先取したドレイパーは、第2セット第5ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって1時間37分でキャリア2度目のツアー決勝進出を決めた。

「自分自身をとても誇りに思う。何をしてくるかわからない選手が相手だったから、難しい試合だった。彼(ブブリク)とプレーするのは本当に楽しいし、彼のプレーを観るのも面白い。相手が時速136マイル(約219km)のサービスを打ってくるのに太陽の光が差し込んできてよく見えなくて大変だったけど、本当にいい試合だったと思う」とドレイパーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「僕にとって大きな意味がある。昨年はここで準決勝に進出し、今年はその先に進んだ。昨シーズンの終わりにソフィアで初めてツアー決勝を経験し、ふたたび決勝に進出することができた。今度こそその壁を超えることができるよう願っている」

 ドレイパーは決勝で、第3シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)を6-2 6-1で破って勝ち上がった第7シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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