トップシードのポールが2024年シーズンを勝利でスタート「いいテニスができてよかった」 [アデレード国際]

写真はトミー・ポール(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「アデレード国際」(ATP250/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月8~13日/賞金総額73万9945ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのトミー・ポール(アメリカ)が予選勝者のアレックス・ボルト(オーストラリア)を6-3 6-2で退け8強入りを決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ポールはこの試合が今季の初戦だった。試合を通して11本のサービスエースを含む25本のウィナーを決めたポールは自分のサービスゲームをすべてキープし、2セットで3度ブレークに成功して1時間9分で快勝した。

「シーズン最初の試合は何が起こるかまったくわからない。ここ2ヵ月に渡ってかなりハードな練習を積んできたけど、実際の試合で受ける感覚を再現することはできないからね。だから今日はいいテニスができてよかったよ。試合前は少し緊張したけど、最初の試合はいつも変な気分になるものさ」とポールは試合後の記者会見で語った。

 ポールは次のラウンドで、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を5-7 7-6(9) 7-6(7)で破って勝ち上がったジャック・ドレイパー(イギリス)と対戦する。ふたりは昨年の同大会2回戦で一度対決しており、ドレイパーが6-4 6-4で勝っている。

「昨年はここで彼(ドレイパー)に負けたんだ。恐らく(2回戦で長い試合をして)今は少し疲れていると思うけど、明日にはすっかり元気になっているはずだ。彼はかなりの努力家で体調もよさそうだし、いいプレーをしているから楽しい試合になるだろうね」とポールは次戦を見据えた。

 そのほかの試合では第2シードのニコラス・ジャリー(チリ)、第3シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)、第4シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)、第7シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)、第8シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したクリストファー・オコネル(オーストラリア)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではジャリーがラフェチュカと、コルダがオコネルと、ムゼッティはブブリクと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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