タイトル防衛に挑むサバレンカが初戦でグランドスラム初挑戦の18歳ザイデルを圧倒「最後まで残れるよう願っている」 [オーストラリアン・オープン]

写真は僅か1ゲームしか落とさず初戦を突破したアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が18歳のエラ・ザイデル(ドイツ)を6-0 6-1で退けタイトル防衛に向けた挑戦をスタートした。

 初挑戦のグランドスラム大会で予選を勝ち上がったザイデルが0-6 0-5で迎えたサービスゲームで15-40から4ポイントを連取して1ゲームを奪取したときはスタンドから拍手が沸き起こるほど若き挑戦者を圧倒していたサバレンカだったが、続くサービング・フォー・ザ・マッチで40-0からダブルフォールトを皮切りにミスを重ね、最終的に7度目のマッチポイントをものにして試合を締めくくった。

 ナイトセッション第1試合が長引いたためサバレンカの初戦は午後11時40分ごろに始まったが、僅か53分で勝利を決めて進行の遅れを最小限に留めた。

「メルボルンに戻ってくることができて本当にうれしいわ。前回はここで素晴らしい思い出を作った。忘れられない思い出よ。今日は遅くまで残って私たちを応援してくれてありがとう」とサバレンカは試合後のオンコートインタビューで語った。

 グランドスラム初優勝や世界ランク1位にもなったこの1年で人生がどのように変わったかと聞かれたサバレンカは、「あまり変わっていないわ。今も夢のために練習を積まなければならないから。たくさんの目標を達成できたことは本当に素晴らしいことよ。でも次の目標があるから、そのために努力を続けなければならないの」と答えた。

「本当にここが恋しかったし、最後まで残れるよう願っている」

 サバレンカは次のラウンドで、アナ・ボグダン(ルーマニア)を2-6 6-4 6-3で破って勝ち上がった予選勝者で16歳のブレンダ・フルビルトバ(チェコ)と対戦する。

 同日には前年にジュニアの部でチャンピオンに輝いたアリナ・コルネエワ(ロシア)も予選から4連勝を飾ってグランドスラム本戦デビューを勝利で飾り、2人の16歳が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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