サバレンカが2019年大会3回戦で敗れたアニシモワを倒して準々決勝へ「彼女がツアーに戻ってきてくれて本当にうれしい」 [オーストラリアン・オープン]

写真は4試合で僅か11ゲームしか落とさず8強入りを決めたアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がアマンダ・アニシモワ(アメリカ)を6-3 6-2で下してベスト8に進出した。

 ここまで1勝4敗と負け越していたアニシモワに対して一度もブレークを許さなかったサバレンカは18本のウィナーを叩き込み、相手のサービスゲームを3度破って1時間11分で快勝した。ふたりは2019年の同大会3回戦で顔を合わせ、アニシモワが6-3 6-2で勝っていた。

 メンタルヘルスと燃え尽き症候群に苦しんでいることを明かして昨年の春に休養を発表した22歳のアニシモワは、今季のWTAツアー開幕戦のひとつとなるオークランドで復帰したばかりだった。

「このレベルでプレーできて凄く満足している。彼女(アニシモワ)は非常にタフな相手よ。ツアーに戻ってきてくれて本当にうれしいわ」とサバレンカは試合後のオンコートインタビューで語った。

 ここまでの4試合すべてをストレートで勝ち抜いてきたサバレンカは合計11ゲームしか落としておらず、同大会での連勝を「11」に伸ばした。

 ディフェンディング・チャンピオンとして大会に臨んでいるサバレンカは、「グランスラム大会で優勝したあとは感じ方が変わると思っていたけど、まったく変わらないわね。依然として最高のテニスを引き出さなければならず、勝利のために戦わなくてはならない。1年前とまったく同じ感覚だわ」と話した。

 サバレンカは次のラウンドで、16歳のミルラ・アンドレエワ(ロシア)を4-6 6-3 6-2で破って勝ち上がった第9シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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