サバレンカが16歳フルビルトバ妹の挑戦を退け3回戦に進出「最初の6ゲームは素晴らしいレベルだった」 [オーストラリアン・オープン]

写真は試合後に握手を交わすアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ/左)と16歳のブレンダ・フルビルトバ(チェコ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が予選から勝ち上がってきた16歳のブレンダ・フルビルトバ(チェコ)を6-3 6-2で下してベスト32に進出した。

 同日には第6シードのオンス・ジャバー(チュニジア)が同じ16歳のミルラ・アンドレエワ(ロシア)に0-6 2-6で敗れる番狂わせが起きていたが、サバレンカが同じ落とし穴に落ちることはなかった。

 オープニングゲームを苦労しながらもキープしたサバレンカは次のゲームをブレークしたが直後に追いつかれるなど序盤は混戦模様だったが、第8ゲームで2度目のブレークに成功したサバレンカが3-3から7ゲームを連取して主導権を握ると最終的に33本のウィナー(アンフォーストエラーは22本)を叩き込んで1時間7分で勝利を決めた。

「16歳にしては信じられないような選手だわ。最初の6ゲームは素晴らしいレベルだったと思う。それから私はギアを上げ、少しずついいプレーができるようになった」とサバレンカは試合後にコメントした。

「私は自信については考えていなくて、とにかく最高のプレーをしようと心掛けている。2セットで勝てるならうれしいけど、3セットになっても構わない。とにかく自分自身に集中し、すべてのポイントでファイトするだけよ。この2試合自信を与えてくれる訳じゃない。テニスではあらゆることに対する準備ができていなければならないの」

 同大会での連勝を「9」に伸ばしたサバレンカは次のラウンドで、レベッカ・マサロバ(スペイン)を6-3 6-4で破って勝ち上がった第28シードのレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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