スビトリーナの途中棄権でノスコバのベスト8進出が決定 [オーストラリアン・オープン]

写真は試合後に握手を交わすリンダ・ノスコバ(チェコ/右)とエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月14~28日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で第19シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が第1セット0-3とリードされた時点で棄権したため、リンダ・ノスコバ(チェコ)のベスト8進出が決まった。

 オープニングゲームをブレークされたスビトリーナは第1セット0-2となったときにメディカルタイムアウトを取って背中の治療を受けたあとプレーに戻ったが、続くサービスゲームを落とした時点で試合続行を断念した。試合時間は23分。

 4大会連続6度目のグランドスラム本戦出場となる19歳のノスコバは、昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)とUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で2回戦に進出したのがこれまでの最高成績だった。昨年の全豪では前週のアデレード(WTA500/ハードコート)で当時世界ランク2位だったオンス・ジャバー(チュニジア)に勝つなどして準優勝したにもかかわらず、予選1回戦で敗れていた。

 両者今回が初対戦。今大会でのノスコバは1回戦で第31シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)を6-1 7-5で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のマッカートニー・ケスラー(アメリカ)を6-3 1-6 6-4で、3回戦では第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を3-6 6-3 6-4で倒す番狂わせを演じて16強入りを決めていた。

 ノスコバは次のラウンドで、予選勝者のダイアナ・イエストレムスカ(ウクライナ)と対戦する。イエストレムスカは4回戦で、第18シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を7-6(6) 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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