バドーサが地元タイの世界298位タラルディーに逆転勝利で2回戦へ「彼女のレベルには驚かされた」 [タイ・オープン]

写真はオーストラリアン・オープンでのパウラ・バドーサ(スペイン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「タイ・オープン」(WTA250/タイ・ホアヒン/1月29日~2月4日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、元世界ランク2位のパウラ・バドーサ(スペイン)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した世界ランク298位のランラーナ・タラルディー(タイ)に3-6 6-4 6-1で逆転勝利をおさめた。

 好スタートを切ってワンブレーク差で第1セットを先取した19歳のタラルディーは第2セット4-5から2本のダブルフォールトを犯すなどしてセットオールに追いつかれ、第3セットはバドーサが主導権を握って1時間57分で試合を締めくくった。

「彼女(タラルディー)のレベルには驚かされたわ。彼女には素晴らしい未来が待っていると思う」とバドーサは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼女はいいプレーをした。私は何とか踏ん張って自分にチャンスがくるのを待たなければならなかった」

 背中の疲労骨折により昨年のウインブルドンを最後に戦線離脱を余儀なくされていたバドーサは1月のアデレードで復帰し、オーストラリアン・オープンで3回戦に進出するなど2勝2敗の戦績で今大会を迎えている。

 バドーサは次のラウンドで、第1シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)を6-4 1-6 6-1で倒す番狂わせを演じて勝ち上がったディアナ・シュナイダー(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのワン・シンユー(中国)、第5シードのワン・シユ(中国)、ビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)、日本の日比野菜緒(ブラス)、予選勝者のダルマ・ガルフィ(ハンガリー)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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