WTAツアー公式戦「ムバダラ・アブダビ・オープン」（アラブ首長国連邦・アブダビ／2月5～11日／賞金総額92万2573ドル／ハードコート）のドロー抽選が行われ、ワイルドカード（主催者推薦枠）を受け取り参戦した大坂なおみ（フリー）は女子シングルス1回戦で予選勝者のダニエル・コリンズ（アメリカ）と対戦することになった。

　両者は過去4戦して大坂が3勝1敗とリードしているが、直近の2022年USオープン（アメリカ・ニューヨーク／ハードコート）1回戦ではコリンズが7-6(5) 6-3で勝っている。

　同大会に初出場となる26歳の大坂はオンス・ジャバー（チュニジア）とのペアでダブルスにもワイルドカードで参戦しており、初戦の相手はワン・シンユー／ジェン・サイサイ（ともに中国）となっている。

　ケガの影響もあって11大会しか出場しなかった2022年シーズンを14勝9敗で終えた元世界ナンバーワンの大坂は、第一子となる娘の出産を経て1月のブリスベン（WTA500／ハードコート）で復帰したあとオーストラリアン・オープン（オーストラリア・メルボルン／ハードコート）でもプレーして1勝2敗の戦績を残している。

　そのほかの日本勢はホアヒン（WTA250／ハードコート）で今季初優勝を飾った加藤未唯（ザイマックス）／アルディラ・スチアディ（インドネシア）と青山修子（近藤乳業）／アレクサンドラ・クルニッチ（セルビア）がダブルスにエントリーしており、加藤／ストジアディがソフィア・ケニン／ベサニー・マテック サンズ（ともにアメリカ）と、青山／クルニッチはウー・ファンシェン（台湾）／ジュ・リン（中国）と初戦で顔を合わせる予定になっている。

　アブダビ・オープンはWTA500に格付けされる大会で、シングルス28ドロー＆ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Altは繰り上がり出場

予選結果｜日本人選手

予選決勝

●6本玉真唯（日本／島津製作所）3-6 0-6 ○8ディアン・パリー（フランス）[7]

予選1回戦

○6本玉真唯（日本／島津製作所）6-2 6-4 ●5アレクサンドラ・クルニッチ（セルビア）[Alt]

●3小池愛菜（日本／Team REC）[WC] 6-3 3-6 2-6 ○4クリスティーナ・ブクサ（スペイン）[10]

●19園部八奏（日本／与野テニスクラブ）[WC] 4-6 0-6 ○20ベルナルダ・ペラ（アメリカ）[12]

上位出場選手シード順位｜女子シングルス

エレーナ・ルバキナ（カザフスタン）[1]
オンス・ジャバー（チュニジア）[2]
マリア・サカーリ（ギリシャ）[3]
バーボラ・クレイチコバ（チェコ）[4]