ディミトロフがコルダを退けベスト8に進出「第1セットは触れたボールが狙い通りに飛んでいく感じだった」 [ATPマルセイユ]

写真はオーストラリアン・オープンでのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「オープン13プロバンス」(ATP250/フランス・マルセイユ/2月5~11日/賞金総額80万1335ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)がセバスチャン・コルダ(アメリカ)を6-1 7-6(5)で振りきり8強入りを決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ディミトロフはこの試合が初戦だった。1-1から相手のサービスゲームを2度連続で破って第1セットを先取したディミトロフは第2セット4-3からブレークバックを許したが、もつれ込んだタイブレークで3-5から4ポイントを連取して1時間33分で勝利を決めた。

「第1セットは素晴らしかったと思う。正直に言うとラケットに触れたボールが狙い通りに飛んでいく感じだった」とディミトロフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「そのような試合では2セットを通してその状態を維持するのが非常に難しい場合がある。第2セットは彼(コルダ)の調子がよくなった。ブレークされたときの彼のリターンは素晴らしかったし、全体的に見事なプレーぶりだった」

 今季の戦績を8勝1敗としたディミトロフは次のラウンドで、第8シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)を7-5 7-6(5)で破って勝ち上がったアルトゥール・リンデルネック(フランス)と対戦する。

 そのほかの試合ではディフェンディング・チャンピオンで第1シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)がアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)を6-1 6-4で退け、第5シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)がエミル・ルースブオリ(フィンランド)を6-3 7-5で下し、ジャン・ジジェン(中国)は第7シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を6-4 6-4で倒し、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではフルカチュがトマーシュ・マハーチュ(チェコ)と、ダビドビッチ フォキナが第4シードのユーゴ・アンベール(フランス)と、ジャンは第3シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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