スティーブンスが好スタート、2回戦は過去2勝2敗のセバストワ [WTAオースティン]

写真はオーストラリアン・オープンでのスローン・スティーブンス(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ATXオープン」(WTA250/アメリカ・テキサス州オースティン/2月27日~3月5日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第2シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)が予選勝者のテレザ・マルティンコバ(チェコ)を6-4 6-0で下して好スタートを切った。

 直面した7度のブレークポイントをすべてセーブしたスティーブンスは、第1セット5-4から最後の7ゲームを連取して1時間29分で快勝した。第2セット第1ゲームはデュースを8度繰り返すロングゲームになったが、4度目のブレークポイントをものにしたスティーブンスが流れを引き寄せた。

「あのゲーム(第2セット第1ゲーム)は20分くらいかかったかしら。これは必ず取らないといけないと思ったわ。そこからはもっとテンポよくゲームを取り、あまり長引かせないように集中したの」とスティーブンスは試合後のオンコートインタビューで語った。

 スティーブンスは次のラウンドで、フリア・リエラ(アルゼンチン)を6-4 6-3で破って勝ち上がった元世界ランク11位のアナスタシア・セバストワ(ラトビア)と対戦する。

 過去4戦して2勝2敗と星を分け合っているふたりはUSオープン準々決勝で2度対決しており、2017年にスティーブンスが6-3 3-6 7-6(4)で競り勝った翌年にはセバストワが6-2 6-3で雪辱した。

 この日プレーしたスティーブンス以外のシード勢は第1シードのアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)、第3シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)、第6シードのワン・シユ(中国)が2回戦に駒を進めたが、第7シードのペイトン・スターンズ(アメリカ)はアンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)に2-6 6-4 5-7で競り負けた。

 そのほかの試合ではテイラー・タウンゼント(アメリカ)、カミラ・ラヒモワ(ロシア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したケイティ・ボリネッツ(アメリカ)、ダルヤ・セメニスタヤ(ラトビア)、エミリアーナ・アランゴ(コロンビア)、予選勝者のサーシャ・ヴィッカリー(アメリカ)が初戦を突破した。

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写真◎Getty Images

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