バエスが2週連続優勝でトップ20デビューへ「驚くべき2週間だった」 [チリ・オープン]

写真はリオ・オープンでのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「モビスター・チリ・オープン」(ATP250/チリ・サンティアゴ/2月26日~3月3日/賞金総額74万2350ドル/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)が第4シードのアレハンドロ・タビロ(チリ)に3-6 6-0 6-4で逆転勝利をおさめて2週連続優勝を飾った。

 23歳のバエスがATPツアーでタイトルを獲得したのは、前週のリオデジャネイロに続いてキャリア6度目(準優勝2回)となる。

 地元優勝を目指すタビロは観客の声援にも後押しされて第1セットを先取したが、そこから9ゲームを連取して形勢を逆転したバエスが5-4からブレークバックされた直後に相手のサービスゲームをもう一度破って2時間14分で勝利をもぎ取った。

 前週から続いている連勝を「9」に伸ばしたバエスはランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングで19位に浮上し、初のトップ20入りが決まった。

「アメージングだ。驚くべき2週間だった。チームと分かち合うよ。素晴らしい旅だったけど、これがスタートだ」とバエスは試合後のオンコートインタビューで語った。

 トーマス・バリオス ベラ(チリ)とのペアでダブルスにも出場していたタビロは前日に行われた決勝でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したオルランド・ルズ(ブラジル)/マティアス・ソト(チリ)を6-2 6-4で破っており、同大会で初の自国の選手による単複2冠を目指していた。

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写真◎Getty Images

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