ラスベガスのエキシビションでプレーしたナダルがインディアンウェルズ出場を取り消し「嘘をつくことはできない」

写真はアメリカ・ネバダ州ラスベガスで行われたエキシビションマッチでのラファエル・ナダル(スペイン)(Getty Images)


 ラファエル・ナダル(スペイン)が自身のSNSを更新し、ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日6~17日/賞金総額1191万8990ドル/ハードコート)を欠場すると発表した。

 昨年のオーストラリアン・オープン2回戦で腸腰筋を痛めたナダルは約1年間の戦線離脱を経て1月のブリスベン(ATP250/ハードコート)で復帰したが、準々決勝でジョーダン・トンプソン(オーストラリア)に7-5 6-7(6) 3-6で逆転負けを喫したあと筋肉に小さな裂傷が見つかったため全豪を欠場してふたたびカムバックの過程に取り組んでいる。

 先月のドーハ(ATP250/ハードコート)を欠場したナダルは日曜日にアメリカ・ネバダ州ラスベガスで行われたエキシビションマッチでプレーし、カルロス・アルカラス(スペイン)に6-3 4-6 [12-14]で敗れていた。

 前回プレーした2022年大会での写真を投稿したナダルは「インディアンウェルズで開催されるこの素晴らしい大会を欠場しなければならず非常に残念です」と報告し、「僕はハードに練習を積んできたし、この週末に試運転したことはご存じだと思います。しかしこのような重要な大会で最高レベルのプレーをする準備ができていないと感じています」と説明した。

「簡単な決断ではなく辛いことですが、自分自身と何千人ものファンに嘘をつくことはできません」

 欠場したナダルに代わり、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のスミト・ナガル(インド)が1回戦で元世界ランク3位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦することになった。

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写真◎Getty Images

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